「忍れど、声にでりけり、我が腰は、物や重ふと人に問ふまで」平草守
まだまだ、寒い日が続いておりますが、少しずつ日が長くなり、最近会社に到着した時、お花畑の半分強程に日がさすようになってまいりました。
影になっているところは、まだ霜が溶けていないので、歩くとバリバリという音がしますが、日がさしている明るい箇所は、霜も溶け、土が軟らかくなり、雑草を抜きやすくなってきました。
昨年春、咲き終えたチューリップ・フリージア・クロッカスの球根ですが、植えっぱなしにしてあったので、もう枯れてしまったのではないかと思っておりました。
でも、昨年暮、まずフリージアが芽を出し、全部ではありませんが、最近やっとクロッカスもチューリップも小さな芽を出してきました。
もう少し暖かくなったら、徐々にそれらの芽も伸び、葉も広げ、4月頃には、花も咲いてくれそうな雰囲気になってまいりました。
こうなると草抜きも気が入ってきます。これらの球根の周りは、特に頑張って、念入りに雑草を抜き、平たくして、日光を当たりやすくしております。しかし、残念ながら、最近、気持ちに体が追いつかなくなり、草抜きの移動をするのに立ったり座ったりすると、腰や膝が痛くなり、ウッとかイッとか声が出てしまいます。草抜きのみならず、昼間の商品の配達も心苦しいですが、他の人に頼んでしまう事も多くなってまいりました。
「しのぶれど 声にでりけり 我が腰は 物や重ふと人に問ふまで」平草守