根性ふぐ

昨日9月9日(土)は第2日曜日で、仕事が休みでした。
棚卸の仕事もありましたが、そろそろ海津[黒鯛の子供]の時期なので、
ちょっと様子見に五ヵ所の方へ出かけました。
あまり釣果は良くなかったのですが、
いつものように、何匹かふぐも釣れました。
すぐに再びえさに食いついてくると困るので、
手を洗うバケツの中にしばらく入れておいて少々弱らせてから、海に放します。
その釣られてくるふぐにも、それぞれ性格があり、こんなに皆違うんだと面白く感じたりしています。
釣られて最初からあきらめたようなやつ、
最初つり上げられるときは必死になって抵抗しても釣られたとたんに観念するやつ、
最後までていこうするやつ、
本当に、1匹1匹皆違います。
昨日釣ったふぐの中に最強の根性ふぐがいました。
釣り上げると「この野郎、俺をどうするんじゃ!」
と言わんばかりに、みるみる腹をふくらまして、
ぽんぽんの体になりました。
こいつ「おこっとるな」なんて思いながら、
いつものようにバケツに入れて弱らせておくことにしました。
しばらく経って、もうそろそろ「弱ったかな」と思い
体の横から抱き上げようと思ったら、
手の方に体を反転させ、私の中指をあの鋭い歯で、がぶっとかみつきました。
血は出ませんでしたが、少し小さな傷が出来て、軽い内出血のような感じになりました。
「この野郎逃がしてやろう」と思ったのに。
お仕置きするために、水から出してみると又、ふくれてきます。
根性あるなと思いますが、ちょっと懲らしめないとと思いしばらく土の上に放っておきました。
しばらくしてバケツに入れ、今度は噛まれないようにしてバケツから出そうとすると又ふくれてきます。
こんなに苦しめられて弱っているのに。普通ならもうあきらめるのですが。
ふと目を見ると何か言いたげで睨まれているような気がいたします。
あまりいい気持ちがしないので、もう一度懲らしめて、海に放しました。
「お前そんなんじゃ、世の中渡ってけんぞ。もうちょっと謙虚になれよ。」
と思いましたが、反面、感服致しました。
たぶんこのまま行けば、ふぐの大将になるかも!